前号(2013年9月9日号)で太陽光発電推進のためには、スペース探しが最重要であり、農地と山林の活用が必要と説いた。農地活用の一つの突破口として期待されているのが「一時転用」によるソーラーシェアリングである。しかし、大きな効果が期待されるにもかかわらず、現状ではその実施は容易ではなく、本格普及のためには改善が必要だ。
敢えて二兎を追う
農地で農業を営みつつ、頭上にパネルを張り巡らして、同時に太陽光発電を行う。これが、「ソーラーシェアリング」あるいは「営農型太陽光発電」と呼ばれる事業形態であり、筆者は、「農電併業」という表現を提唱している。
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