東京モーターショーでは超小型車を中心に電気自動車(EV)の展示に注目が集まっている。大手メーカーによる充電インフラ整備の努力と相まってEV復活の兆しが見えてきた。しかし、アメリカでは、これまでEV市場を牽引してきた新興EVメーカーに大波乱が起こっている。
フィスカー、香港ベースの投資家に身売り
今年4月ごろから実質的に破綻していた、米エコカーベンチャーのフィスカー・オートモーティブが11月22日に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。再建計画の一環として、投資グループであるハイブリッドテクノロジーホールディングス(香港ベースの投資家リチャード・リー(李沢楷)氏が支配)への売却が決まった。
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