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伸び悩む電気自動車 インフラ推進で再加速の兆し

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10月8日、日産自動車は、電気自動車「リーフ」の日本市場における累計販売台数が、9月末で3万台に到達したと発表した。また、世界全体での累計販売台数は、同時点で83,000台となった。一方、単月ベースでは、9月の世界全体販売台数が4,700台を超えて過去最高となった。

日産は「リーフ」の販売状況について、「世界の各市場で販売の勢いが高まっており・・・」、として「好調」を示唆している。しかし、これまでの販売推移を見る限り、残念ながら、当初の期待からは程遠い状態だ。

当初計画は壮大だったが・・・

日産の当初の計画は、壮大なものであった。「リーフ」の生産台数について、2010年12月の発売当初は、2012年には世界全体で20万台、2013年には50万台の生産を目指す、と発表した。

また、2011年の投資家向けCEOメッセージの中で、カルロス・ゴーンCEOが、「2016年度までにルノーと合わせ累計150万台を販売する」と表明した。

もし、この通りに進んでいたら、2013年秋時点で、世界全体での累計販売台数は50万台を超えていたはずであり、100万台も視野に入っていたはずだ。筆者は、この計画については、元々、「少し過大」と感じてはいたが、その一方で期待もしていた。

(※全文:2,120文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

村沢 義久氏
村沢 義久 (むらさわ・よしひさ)

 立命館大学大学院客員教授。東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社の日本代表、ゴールドマンサックス証券のバイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から2010年まで東京大学特任教授。2010年から2013年3月まで同大学総長室アドバイザー。2013年4月1日より現職。現在の活動の中心は太陽光発電と改造電気自動車の推進。

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