筆者は、本稿2013年3月25日号で、「パネルの次はパワコンウオーズ」というタイトルの記事を発表した。太陽光発電価格のさらなる低下のためには、パネルだけではなく、パワコンのコスト削減が必須であり、その主役になるのは外国勢だ、という主旨。現在、その「戦争」が世界的規模で猛威を振るっている。
彗星のごとく
パワコンウォーズの主役は、中国のHuawei(ファーウェイ)。2015年の世界市場で10GW以上出荷し、数量ベースでシェア1位になった。世界2位も中国のSungrow(サングロー)。前年まで世界一だったドイツのSMAは3位に落ちている(ただし、金額ベースでは1位)。
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