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パワコンウォーズ本番:ファーウェイ旋風世界を駆ける

村沢 義久

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筆者は、本稿2013年3月25日号で、「パネルの次はパワコンウオーズ」というタイトルの記事を発表した。太陽光発電価格のさらなる低下のためには、パネルだけではなく、パワコンのコスト削減が必須であり、その主役になるのは外国勢だ、という主旨。現在、その「戦争」が世界的規模で猛威を振るっている。

彗星のごとく

パワコンウォーズの主役は、中国のHuawei(ファーウェイ)。2015年の世界市場で10GW以上出荷し、数量ベースでシェア1位になった。世界2位も中国のSungrow(サングロー)。前年まで世界一だったドイツのSMAは3位に落ちている(ただし、金額ベースでは1位)。

パネルにおいても一時ドイツのQセルズが1位だったが、その後シェアを落とし、韓国のハンファに買収されている。太陽光市場の動きは激しい。

ファーウェイと言う会社、通信機器分野における世界のトップメーカー。昨年9月にGoogleから発売された「Nexus 6P」(スマートフォンの上位モデル)の製造元でもある。しかし、太陽光発電の分野では、数年前まで誰も知らなかった会社だ。

それもそのはず。ファーウェイは、パワコン分野では新参企業である。市場に入ったきっかけは、通信システムのバックアップ電源として太陽光発電を設置したのがきっかけ。2010年からパワコンの研究開発を始め、2012年に市場参入。2013年には早くも世界9位となり、2014年には5位に上昇。2015年にはついにトップに立った。

(※全文:2,378文字 画像:あり 参考リンク:あり)

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村沢 義久
村沢 義久
合同会社 Xパワー代表、環境経営コンサルタント
東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社日本代表、ゴールドマンサックス証券バイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から10年まで東京大学特任教授。10年から13年まで同大学総長室アドバイザー。13年から16年3月まで立命館大学大学院客員教授。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。
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