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「どこまでも走れる電気自動車」について考える ―その2

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本稿2017年6月12日号で、EVの航続距離不足を補う方法についていくつかのアイデアを紹介したが、実は、もう一つ筆者が期待している方法がある。それはEVの「電車化」。つまり、電車のように、外部から電気の供給を受けながら「どこまでも走り続ける」、という方式だ。

パンタグラフ方式なら今すぐ実現できる

電車と同じようにパンタグラフで電線を擦りながら受電する方法なら今の技術でもすぐにできる。ただし、車の車高がまちまちなので本物の電車のような上向きのパンタグラフでは無理。そこで、筆者は道路に電線を這わせ、下向きのパンタグラフを使うやり方を考えている。

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