合同会社 Xパワー代表、環境経営コンサルタント 村沢 義久
最終更新日: 2016年07月19日
本稿7月4日号で、フォーアールやオズコーポレーションによる中古「リーフ」のバッテリー再使用ビジネスについて紹介した。今後、家庭用・業務用からメガソーラー向けなどの蓄電池システムが本格普及するものと思われるが、筆者が注目しているのは、電気自動車(EV)搭載のバッテリーだ。
今、蓄電池産業が飛躍のチャンスを狙っている。その背景には、太陽光発電に対する買い取り制度の変化がある。まずは、「再生可能エネルギー特別措置法」の改正。固定価格買取制度(FIT)が、来年4月から大きく変わる。