合同会社 Xパワー代表、環境経営コンサルタント 村沢 義久
最終更新日: 2017年12月04日
今年11月6日から18日まで、第23回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)が開催された。今回一番目立ったのは、アメリカのパリ協定離脱表明の影響だが、批判の矛先は日本にも向けられた。理由は、CO2の排出の多い石炭火力発電。日本に対しては、『石炭火力推進国』として厳しい目が向けられた。
この例を見るまでもなく、日本は、すでに「環境後進国」への道を歩み始めている。筆者が太陽光発電と共に推進する電気自動車(EV)の普及においても徐々に遅れが目立ち始めている。というより、環境先進国の素早い動きについて行けていないのだ。