JPEA(太陽光発電協会)発表の「日本における太陽電池出荷統計」によると、2016年度第3四半期(2016年10~12月)の国内出荷量において、外国メーカー製対国内メーカー製の比率が46%対54%となった。第2四半期(43%対57%)と比較して、外国メーカー製は3ポイント増えており、今後は外国メーカー主導の傾向が加速するだろう。
外国勢の台頭はパネルだけではない。パワコンでも中国製、台湾製の伸長が目立っている。特に注目すべきは世界市場で2年連続で首位に立ったファーウェイ(中国)。日本市場における出荷量は、2015年の350MWから2016年には3倍増の1GW超に急進し、国内トップ3に躍進している。ファーウェイの世界市場における2016年の出荷量は、2015年(10.5GW)比2倍増の20.2GWであった。