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ソーラーシェアリング完成

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筆者が関与する二つのソーラーシェアリング施設が相次いで完成し、年内にも稼動する見通しとなった。一つは静岡県菊川市の茶畑、もう一つは群馬県沼田市の(元)トウモロコシ畑だ。

両者とも、2013年3月に出された農水省の通達に基づき、夏ごろにそれぞれの地元の農業委員会に「一時転用」の申請を行ったものだ。秋になってから許可が下り、直ちに着工し、この度完成に漕ぎ着けた。いずれも、筆者が「専門家の意見」を提出したものだ。

農業委員会説得がカギ

こう書くと、いかにも簡単に事が運んだように聞こえるが、どちらも、最初の申請では承認されず、「差し戻し」になっている。そこから、両者とも粘りに粘って、委員会を説得。「そこまで言うならやってみなさい」という結論を得たものだ。

両者の大きな違いは、パネルの下で栽培する作物に関するものである。静岡の案件では、畑所有者の意向により、元々の茶畑の上にパネルを展開することが条件であった。一方、群馬のものは、元はトウモロコシ畑であったが、ソーラーシェアリング運営に当たっては、「農業さえ継続するなら」、作物は何でも良いということであった。

すなわち、同じソーラーシェアリングであり、「農業と発電を両立させる」と言っても、静岡のものは、農業(茶の栽培)が主役であるのに対し、群馬のものは、太陽光発電が主役である。

(※全文:1,559文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

村沢 義久氏
村沢 義久 (むらさわ・よしひさ)

 立命館大学大学院客員教授。東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社の日本代表、ゴールドマンサックス証券のバイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から2010年まで東京大学特任教授。2010年から2013年3月まで同大学総長室アドバイザー。2013年4月1日より現職。現在の活動の中心は太陽光発電と改造電気自動車の推進。

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