7月になって、原発に関する新規制基準が施行されたのに伴い、再稼動申請が相次いでいる。福島第一が「収束」からはほど遠い状態での再稼動申請。ちょうど参院選挙と重なっているのに、有権者の関心は薄いという。これは由々しき事態だ。エネルギー問題に関心を持つべき理由は単に原発をどうするかに止まらないからだ。
エネルギー問題イコール環境問題である。3.11以来、原発・放射能問題の陰で、すっかり忘れ去られていたのだが、我々は、見方によっては放射能問題よりはるかに大きな問題に直面している。すなわち地球温暖化である。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)