これまで何度もコメントしてきたように、日米とも電気自動車(EV)の売れ行きが不調である。そんな中、一人気を吐くのがアメリカのテスラ・モーターズ。EV業界の希望の星である。そのテスラが最近変調をきたしている。今後の推移によってはEV業界全体にとって由々しき事態に発展する可能性もある。
半年で株価5倍!
テスラは2010年6月にアメリカ、ナスダック市場に上場した。その時の価格(IPO価格)は17ドルであったが、その後、徐々に上げ、今年3月ごろには40ドル程度の水準にあった。それが、4月から上昇基調に転じ、かなり激しいアップダウンを繰り返したものの、9月30日には一時194.5ドルの上場来最高値をつけた(その日の終値は193.37ドル)。半年で実に5倍近い値上がりである。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2