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テスラ快走:停滞するEV市場に光明

村沢 義久

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1株利益が予想の3倍に

テスラ株の上場価格(IPO価格)は17ドル。その後、アップダウンを繰り返しながら徐々に上げ、今年3月ごろには40ドル程度の水準にあった。それが、4月から上昇基調に転じ、5月になって一気に爆発したのである。

テスラ株急上昇のきっかけになったのは、5月8日に発表された第1四半期決算でおいて、1株利益がアナリスト予想平均の3倍(0.12ドル)になったことだ。四半期ベースでは創業以来初の黒字発表である。第1四半期の売上高は5億6200万ドル。その約12%に相当する6800万ドルは、環境ポイントである「ゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)クレジット」の他社への販売によるものであった。

好調なテスラの売り上げを支えているのは、「モデルS」スポーツセダンだ。テスラは「モデルS」の予約が年間2万台を超えたことを明らかにし、今年の世界販売目標を従来の2万台から2万1000台に引き上げた。

GMがこれまでに販売した「ボルト」(レンジエクステンダー型EV)の累計販売台数は27,000台程度だが、それに近い台数の「モデルS」を今年1年で売ることになりそうなのだ。

(※全文:1,784文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

村沢 義久氏
村沢 義久 (むらさわ・よしひさ)

 立命館大学大学院客員教授。東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社の日本代表、ゴールドマンサックス証券のバイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から2010年まで東京大学特任教授。2010年から2013年3月まで同大学総長室アドバイザー。2013年4月1日より現職。現在の活動の中心は太陽光発電と改造電気自動車の推進。

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