合同会社 Xパワー代表、環境経営コンサルタント 村沢 義久
最終更新日: 2014年10月20日
筆者は、本稿2013年10月7日号で「2015年問題」についてコメントしたのだが、その前に「2014年九電ショック」が来てしまった。10月1日現在、九州電力の他、北海道、東北、四国、沖縄の合計5電力が、再エネ発電設備に対する新規接続契約を一時的に停止している(家庭用の太陽光は保留対象外)。日本中に衝撃が走ったのだが、混乱はまだ終わらない。
10月11日、経済産業省は大規模な太陽光発電施設の新規認定を一時停止する検討に入った、とマスコミ各社が報道した。「九電ショック」に続く「経産省ショック」だ。