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中国主導で電気自動車の普及が加速:トヨタは間に合うか?

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筆者は以前から「究極のエコカー」は純粋電気自動車(EV)であると言い続けているが、最近になってその方向が明確になってきた。2017年にはEVブームが再燃し、2020年には不動のものとなる。世界の中心は中国で、出足の良かった日本は停滞気味。トヨタがようやく本格参入を発表したが、世界の動きに追いつけるだろうか。

トヨタがEV量産へ

EV推進者にとって何ともどかしかったのがトヨタの消極的な態度。EVでの実績は、2012年にテスラモーターズと共同開発したSUV「RAV4EV」を米国で販売したことぐらい。そのトヨタが今年11月、2020年までにEVの量産体制を整え、本格参入する方向で検討に入ったと発表したのだ。

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