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猛威を奮いそうな「テスラ革命」:話題の「パワーウォール」を検証

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6月9日から12日まで、ドイツ、ミュンヘンで開かれたIntersolar Europe 2015を視察した。私が特に注目したのは、中国製パワコンとテスラの定置型バッテリー「パワーウォール(Powerwall)」だ。なぜ今、定置型蓄電池が注目されるのか。それは、メガソーラーにおける「接続拒否対策」と家庭用における「2019年問題対策」だ。

年間導入量1000万kWは目前

日本における2014年の年間新規導入量について、いくつかの調査機関から、900万kW超という数字が出されている。「夢の1000万kW」も視野に入る数字だ。2014年末時点で累計導入量は2000万kWを超えた。

私は以前から太陽光発電の「2015年危機」について警告してきたが、実際には、「危機」は遠のきそうだ。多くの業者がkWh当たりの買い取り価格40円、36円、32円の案件を多数抱えていて、買い取り価格低下の影響が表面化するのは、少し先のことになるからだ。実際、本年3月時点の累計設備認定量8300万kWのうち、事業用(10kW以上)の40円案件が1900万kW、36円案件が4400万kWもあり、しかも、その大半がまだ完成していないのだ。

(※全文:2,286文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

村沢 義久(むらさわ・よしひさ)

合同会社 Xパワー代表、環境経営コンサルタント

東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社日本代表、ゴールドマンサックス証券バイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から10年まで東京大学特任教授。10年から13年まで同大学総長室アドバイザー。13年から16年3月まで立命館大学大学院客員教授。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。

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