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日本の一歩先を行くイタリアのEV活用 ― 2:都市交通の未来像

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本稿2019年07月16日号(「日本の一歩先を行くイタリアのEV活用-1」)では、イタリア主要都市における超小型EVによるカーシェアリングと路上充電器の話をした。その続編である今回は、フィレンツェのEVバスと今世界でブレークしつつある電動キックボード(電動スクーター)などのいわゆる「パーソナルモビリティ」について報告する。

フィレンツェのEVバス

中国の深センや上海では、市内を走るバスのほとんどがEVだ。フィレンツェでも、市内バスの主力は電気バス。そこで、路線番号C2のEVバスで、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から町の東側にあるベカリア広場まで行ってみた。

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