合同会社 Xパワー代表、環境経営コンサルタント 村沢 義久
最終更新日: 2014年11月17日
2014年11月7日、 原発の立地県として初めて、鹿児島県の伊藤祐一郎知事と県議会が、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に同意した。これで、「今冬中の」再稼働に見通しが立った、とマスコミは報じているが...。
筆者は、そう簡単ではないと考える。何よりも、福島の教訓が生かされていない。事故以来、今も何万人もの人たちが避難生活を余儀なくされている。しかも、放射能汚染水問題は収束する気配すらないからだ。