アンリツ、2.4MWh蓄電池と1.1MW太陽光発電導入 オムロンと連携

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東北アンリツ第二工場屋根に設置された太陽光パネル(出所:アンリツ)
東北アンリツ第二工場屋根に設置された太陽光パネル(出所:アンリツ)

アンリツ(神奈川県厚木市)は1月18日、東北アンリツ(福島県郡山市)の第二工場において、オムロン フィールドエンジニアリング(OFE/東京都目黒区)の定格容量2.4MWhの大容量蓄電池を組み合わせた大規模太陽光発電システム(出力1.1MW)を導入したと発表した。すでに2023年1月下旬から運転を開始し、同年11月末までに約850MWhを発電している。

工場の使用電力の約36%を再エネでカバー

今回の取り組みでは、第二工場の契約電力量1MWを上回る発電容量1.1MW(野立てタイプ:500kW、工場屋根に600kWを設置)の太陽光パネルを導入した。発電した電力は自家消費し、余剰電力はNAS電池に蓄電して夜間の電力に使用する。

NAS電池については2023年7月中旬に正式運用を開始し、7月中旬から11月末までに同工場の電力総消費量の約36%を、自家発電による再エネ電力で賄った。

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