再エネの環境価値をクレジット化し地域循環 リコーら

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脱炭素・経済循環システムの概略図(出所:リコー)
脱炭素・経済循環システムの概略図(出所:リコー)

リコー(東京都大田区)、IHI(同・江東区)、日本ガイシ(愛知県名古屋市)、岐阜県恵那市の4者は9月20日、再生可能エネルギーから得られる「環境価値」をクレジット化し環境と経済を好循環させるスキームの構築に向けて、脱炭素・経済循環システムの実証事業を10月から開始すると発表した。

実証事業では、地域新電力会社の恵那電力(恵那市)の再エネによる発電と売電事業を通じて、恵那市が得た環境価値を、経済的に有償な価値(クレジット)に変換し利用する。

創出されたクレジットを恵那市内で活用し、市外からの資金還流を生み出す仕組みも構築し、地域経済の活性化、さらなる再エネ導入拡大のサイクルを回し、恵那市のゼロカーボンシティ実現に貢献する。

取り組みの詳細は以下のとおり。

環境価値に変換 J-クレジット制度を通してクレジット化

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