大林組、水電解水素製造装置を比較実証 次世代AEM型vs既存PEM型
大林組(東京都港区)は2月6日、水電解水素製造装置の性能を比較検証する実証を開始した。同社技術研究所(同・清瀬市)に高価なレアメタルを触媒に使用しない水素製造装置「AEM型」を新たに設置。既存の「PEM型」と水素製造効率や耐久性のなどの性能や、運用コストなどを比較する。
水電解水素製造装置は現在、アルカリ溶液と電力で水素・酸素を製造する「アルカリ型」と、プロトン交換膜を用いた「PEM型」が商用段階にあるが、アニオン交換膜を用いた「AEM型」など、次世代水電解技術の開発が世界で進められている。
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