伊藤忠、国内初・系統用蓄電池の専業ファンド創設 東京都と連携

伊藤忠商事(東京都港区)は12月4日、英国のGore Street Capital Limited(GSC)とともに、国内初・系統用蓄電池専業の官民連携ファンドを創設すると発表した。東京都が2023年度内に20億円を出資し、伊藤忠とGSCが共同でファンドを運営する。
ファンド組成を通じて、資金調達手法の多様化に貢献する
系統用蓄電池は世界中で導入が進み、欧米ではすでにファンドが設立されている。一方、日本は、未だ黎明期にあることから資金調達手法が限られている。
両社は今後、ファンド運営事業者として、関東エリアの系統用蓄電池を増やし、電力市場への需給調整機能を提供することで、再エネ電源の普及を後押しする。
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