米国カリフォルニア州、蓄電容量が5年前の15倍超に
米国カリフォルニア州は10月15日、太陽光などの再生可能エネルギーを蓄電できる州内の総蓄電容量が2024年10月時点で13391MWとなり、5年前の2019年比で15倍超に増加したと明らかにした。同州は再エネや脱炭素政策の推進によって2045年までに蓄電容量が52000MW程度必要になるとみており、現状は目標の4分の1に達したことになる。
急速な再エネ推進、脱炭素大型投資の増加が寄与
同州によると2019年の州全体の総蓄電容量は770MWだったが、ここ数年の急速な再エネ推進策、クリーンエネルギーや脱炭素に関する大型投資の増加などによって近年は加速度的に蓄電容量が伸びた。特に2024年は、4月時点で約1万MWだった蓄電容量が10月に約30%増加し、1万3000MWとなった。
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