日産、バイオエタノールで発電する定置型発電システム開発 試験運用を開始
日産自動車(神奈川県横浜市)は3月6日、バイオエタノールで発電する定置型発電システムを開発し、同社栃木工場で試験運用を開始したと発表した。今後は発電量のさらなる向上を図り、2030年の本格運用を目指す。
ソルガムがCO2を吸収
今回の定置型発電システムは、バイネックス(東京都港区)と共同開発したソルガムを原料とした「ソルガムバイオエタノール」を採用した。
固体酸化物燃料電池(SOFC)による発電では、その過程でCO2が放出されるが、同エタノールを使用することで、ソルガムが生育時に大気中のCO2を吸収し、CO2の増加を抑えることができる。
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