日立、農機の可搬バッテリーで再エネ循環実証　農閑期に市中活用など

日立製作所（東京都千代田区）、井関農機（愛媛県松山市）、岩見沢市は1月25日、日立が開発した可搬AC・DC併用バッテリーを活用し、自立型ナノグリットで得た再生可能エネルギーを地域で循環させる実証試験を開始したと発表した。

農業のほか、地域産業支援・災害時に活用も

日立は、太陽光パネルから得られるDC電流をそのまま急速充電できる着脱・可搬のAC／DC併用バッテリーを試作。このバッテリーを井関農機が提供する電動農機に搭載することで、農繁期に自立型ナノグリッドから得られた再生可能エネルギーを農業に活用する。