日本ガイシ、独・グリーン水素プロジェクト用NAS電池受注 出力18MW
日本ガイシ(愛知県名古屋市)は4月23日、 ドイツの総合化学メーカーBASF子会社の Stationary Energy Storage GmbH(BSES)を通じ、同国の水素事業会社HH2Eが手掛ける大型グリーン水素製造プロジェクトの電力貯蔵用に、NAS電池を受注したと発表した。NAS電池の商用グリーン水素製造プロジェクトでの採用は初めて。
このプロジェクトにおいて、コンテナ型NAS電池72台(最大出力:直流18メガワット、容量:直流104.4メガワット時)をドイツ北東部に設置し、天候に左右される太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー由来の電力を充放電する蓄電設備として利用する。水素製造設備に安定的に再エネ由来の電力を供給し、効率的にグリーン水素製造に貢献する。
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