住友大阪セメントら、低炭素「半たわみ性舗装」開発 CO2従来比6割減

  • 印刷
  • 共有
半たわみ性舗装供用後の状況(出所:新エネルギー・産業技術総合開発機構)
半たわみ性舗装供用後の状況(出所:新エネルギー・産業技術総合開発機構)

住友大阪セメント(東京都港区)は9月18日、NIPPO(同・中央区)とともに、CO2再資源化材料を用いて、CO2排出削減と炭素除去機能を兼ね備えた、次世代低炭素型・半たわみ性舗装を開発し、試験施工に成功したと発表した。

半たわみ性舗装とは、アスファルトの空隙にセメントミルクを浸透させた舗装。塑性変形抵抗性に優れ、交差点付近やバスターミナルなど、車両が停止・発進を繰り返し、路面が傷みやすい場所で活用されている。

CO2は従来比約6割減

両社が開発した舗装は、NEDOグリーンイノベーション基金事業で開発した「カーボンリサイクルセメント」および「人工石灰石」を舗装構造物の材料としたもの。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事