コスモ石油ら、国産SAF製造 年22万kl目指す

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プロジェクトイメージ(出所:コスモ石油)
プロジェクトイメージ(出所:コスモ石油)

コスモ石油(東京都港区)は7月28日、三井物産(東京都千代田区)と共同で、国内での持続可能な航空燃料(SAF)製造事業の実現に向けた検討を開始すると発表した。2027年度までに年産22万klの国産SAFの製造・供給を目指すとともに、副産物として生成されるリニューアブルディーゼル年産2万klについても、空港内の輸送機やトラック・重機などを対象に販売を検討する。

この取り組みでは、三井物産が出資する米国ランザジェットが開発した、高効率で大規模SAF生産に優位性を持つAlcohol to Jet(ATJ)技術を用い、コスモ石油の製油所での国産SAFの大規模生産を目指す。

ランザジェットのATJ技術は、アルコール(エタノール)を原料に触媒反応を通じてSAFを製造する技術で、すでに「ASTM D7566 Annex 5」として航空機への導入に必要なASTM規格を取得している。現在も、ATJ技術を活用したSAF製造デモプラントを米ジョージア州で建設中だ。

両社は今後、コスモ石油の石油精製事業で培ったプラントの安定操業、ジェット燃料の品質管理、物流実績と、三井物産のエタノール調達機能を組み合わせることで、安定したSAFのサプライチェーン構築と事業創出を実現することとしている。

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