くら寿司、日揮など、廃食用油の供給、SAF利用に関する基本合意書を締結

くら寿司(神奈川県横浜市)は12月12日、日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)、レボインターナショナル(京都市下京区)、サファイア・スカイ・エナジー(神奈川県横浜市)と、同社国内全店舗の廃食用油を使ったSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)への再資源化を目的とする廃食用油の継続的な供給、および利用に関する基本合意書を締結した。
今回の基本合意による各社の役割は以下のとおりだ。 くら寿司:日本国内約540店舗で発生する廃食用油をSAFの原料としてレボインターナショナルに引き渡す。供給量は年間およそ378,000リットルの見込み。
レボインターナショナル:廃食用油を収集し、サファイア・スカイ・エナジーが運営するSAF製造装置向けに引き渡す。
サファイア・スカイ・エナジー:引き取った廃食用油を原料としてSAFの製造を行う。製造量は年間約320,000リットルの見込み。2024年度下期から2025年度初めの生産開始を目指し、大阪府堺市で建設中の日本初となる国産SAFの大規模生産プラントで行う。
日揮ホールディングス:廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を主導する。同取組によるCO2削減量は年間約870トン。
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