三菱重工グループら、舶用LNGエンジン向けメタン排出抑制装置 実証開始

三菱重工グループの三菱重工マリンマシナリ(長崎県長崎市)は5月20日、舶用LNG(液化天然ガス)エンジンのメタンガス排出を抑制する「メタン酸化触媒装置」の実証実験を5月に開始すると発表した。陸上での検証試験において、メタン酸化率70%以上の初期性能を確認した同装置の実証機をLNGバンカリング船に搭載。実際の運用状況において、1年間、評価試験を実施する。
未燃メタンを酸化処理してメタンガスを抑制
このメタン酸化触媒装置は、船舶・陸用エンジンメーカーのダイハツインフィニアース(大阪府大阪市)と共同開発を進めているもの。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる