GEホンダ、SAF100%で航空エンジン試験 「通常と同等の性能を確認」

  • 印刷
  • 共有
SAFを100%利用した試験に用いたHF120(出所:ホンダ)
SAFを100%利用した試験に用いたHF120(出所:ホンダ)

ホンダ(東京都港区)とゼネラル・エレクトリック社(GE)の折半出資子会社GE Honda エアロ エンジンズ(米国ノースカロライナ州)は、米現地時間の10月17日、持続可能な航空燃料(SAF)を100%使用した「HF120ターボファンエンジン」の試験に成功したと発表した。

植物や廃油などを原料に製造されるSAFは、航空領域のCO2排出量削減策として注目されている。SAFの利用は米国材料試験協会(ASTM)の認可制で、既存のジェット燃料へSAFを混合できる含有率の上限は現在50%と定められている。GE Honda エアロ エンジンズでは、今回の試験により、今後の航空燃料の進化・普及を見据え「100%のSAFを使用できる可能性を確認できた」としている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事