第11回グッドライフアワード、廃食油の地域内循環など10件に環境大臣賞

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環境省は11月27日、環境と社会をよくする取り組みを表彰する「第11回グッドライフアワード」について、環境大臣賞として最優秀賞1件、優秀賞3件、各部門賞6件を決定し発表した。また、その他の優れた取り組みを実行委員会特別賞として30件を選定した。12月2日に表彰式を開催する。

廃食油によるバイオディーゼル燃料の取り組みが最優秀賞

最優秀賞は、NPO法人愛のまちエコ倶楽部(滋賀県東近江市)の「持続可能な地域を未来へつなぐ『菜の花エコプロジェクト』」が受賞した。このプロジェクトは廃食油の地域内資源循環の取り組みで、菜の花栽培を含む菜たね油の製造、そして廃食油を回収しバイオディーゼル燃料の精製を行う。2005年にはプロジェクト拠点である「あいとうエコプラザ菜の花館」が建設された。びわ湖のせっけん運動をルーツとし、指定管理者であるNPO、市民、行政、専門家の協働で25年にわたって事業を継続している。

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