東レ子会社、リサイクル素材の繊維スリング発売

東レインターナショナル(東京都中央区)は8月18日、製造・物流・工事現場で使用される繊維スリング(吊り具)「シライスリング(R)」について、国内で初めて、リサイクルポリエステル糸を使用した環境配慮型繊維スリングを開発したと発表した。販売開始は9月、2023年度は10万本、2025年度は25万本の販売を目指す。
同製品には、工程屑(繊維・フィルム)をリサイクルした「高強力リサイクルポリエステル原着糸」をスリング1本あたり約60~65%使用(マテリアルリサイクル)している。リサイクル原着糸を使用しながらも従来製品と同等の強度や伸度などのスペックを保持するという(JIS(日本産業規格) B8818 3等級 認証取得申請中)。展開用途は、重工業・自動車・鉄鋼・造船・土木建築・物流・発電所等の現場における玉掛け作業(吊り荷作業)。
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