神戸製鋼の低CO2高炉鋼材、中国で建造されるコンテナ運搬船に初採用

神戸製鋼所(兵庫県神戸市)は8月21日、高炉工程におけるCO2排出量を大幅に削減した低CO2高炉鋼材「Kobenable® Steel」が、新たに常石造船(広島県福山市)の中国現地法人・常石集団(舟山)造船が建造するコンテナ運搬船(積載能力:5900TEU)に採用されたと発表した。「Kobenable Steel」は、初の海外採用となる。
同船は、重油に加えメタノールも使用可能な二元燃料エンジンを搭載したメタノール二元燃料焚きコンテナ運搬船で、常石グループとして初建造となる。回収したCO2と再生可能エネルギー由来の水素から合成されたメタノールや、バイオマスから製造したバイオメタノールなどのグリーンメタノールを使用することで、カーボンニュートラルと見なされる。
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