商船三井、内航船で廃食油を直接混合したバイオ燃料での運航に成功 国内初
商船三井(東京都港区)は11月1日、商船三井内航(同)が運航する499総トン型内航貨物船「第一鐵運丸」(船主:鐵運汽船)で廃食油を直接重油に混合したバイオ燃料を用いた運航に成功したと発表した。今回使用したバイオ燃料は、国内の植物油脂由来の廃食油を、舶用燃料用に直接重油と混合した燃料で、舶用燃料としての使用は国内初の取組みだ。
より低コスト、低CO2排出のバイオ燃料での運航を実現
阪和興業(大阪府大阪市)により中京地区で同船にバイオ燃料が供給され、同船貨物の荷主である東京製鐵(東京都千代田区)の協力のもと、三河湾・東京湾間で約1か月間使用し、燃焼性などに問題がないことを確認した。なお、この取り組みは、国土交通省による船舶におけるバイオ燃料の利用に関する調査事業の一環として行われた。
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