東京都、福島産グリーン水素を燃料電池バスに導入 今後さらに利用拡大へ

  • 印刷
  • 共有
グリーン水素を都内で利用拡大する取り組みにおける水素供給の流れ(出所:東京都)
グリーン水素を都内で利用拡大する取り組みにおける水素供給の流れ(出所:東京都)

東京都は5月21日、福島県内で製造されたグリーン水素を、都内で利用拡大する取り組みを開始すると発表した。まずは巴商会(東京都大田区)の新砂水素ステーション(同・江東区)に、「福島水素エネルギー研究フィールド」(FH2R/福島県浪江町)で製造したグリーン水素を同月より供給開始し、燃料電池バスなどで利用する。

イベント利用から都バスへ導入に

都は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と水素エネルギーの普及促進に関する包括的な協定を締結し、グリーン水素の活用促進に向けた取り組みを共同で推進している。両者は、世界有数規模のグリーン水素製造施設であるFH2Rで実証を行っており、これまでも同施設で製造されたグリーン水素を都内イベントなどで利用してきたが、今後さらに都内で利活用を進めていく。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事