世界初、LNG運搬船に風力推進補助システム搭載 商船三井ら2026年竣工

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ウインドチャレンジャー2基を搭載したLNG運搬船イメージ図(出所:商船三井)
ウインドチャレンジャー2基を搭載したLNG運搬船イメージ図(出所:商船三井)

商船三井(東京都港区)とChevron Shipping Company(米国カリフォルニア州)は9月13日、商船三井の100%保有グループ会社MOL EnceanからChevron Asia Pacific Shippingへ長期用船される新造LNG運搬船に、ウインドチャレンジャー2基を搭載することに合意した。風力補助推進システムを搭載した世界初のLNG運搬船となる。

2026年に竣工予定、世界初の風力補助推進システム搭載LNG運搬船

同船は、Hanwha Ocean(韓国)のコジェ造船所にて建造され、2026年の竣工を予定している。商船三井は、2024年8月に日本海事協会から世界初となる風力補助推進システムを備えたLNG運搬船の基本設計承認(Approval in Principle:AiP)を取得。同船は同AiPを取得したデザインをベースとして建造される世界初の風力補助推進システム搭載LNG運搬船となる。

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