日立、サプライチェーン上の出荷品を一元管理 サントリーグループで運用開始

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日立製作所(東京都千代田区)は1月24日、サントリー食品インターナショナル(サントリー食品/同・港区)および同社のグループ会社とともに、工場への原材料入荷から製造、物流、倉庫保管までの情報を一元管理する「チェーントレーサビリティシステム」を開発し、サントリー清涼飲料の国内全工場で運用を開始したと発表した。複数拠点にまたがる情報を一元管理・追跡する。

サプライチェーンデータをもとに、仮想空間でシミュレーション

サントリー食品では、これまで物流に関する情報を個別システムなどで管理し、疑義が発生した場合はその都度サプライヤーや工場、倉庫に問い合わせを行っていたため、担当者の大きな負担となっていた。

今回導入するシステムは、日立独自のデジタル技術「Lumada」を活用し、仮想空間状でサプライチェーン上の出荷品を追跡する。利用者は即座に疑わしい商品の影響範囲を特定でき、業務効率の向上につながる。

(出所:日立製作所)
(出所:日立製作所)

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