廃食用油100%の国産SAF 大規模製造所完工、コスモ石油ら国内初

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完工したSAF製造設備(2024年12月撮影)(出所:コスモ石油)
完工したSAF製造設備(2024年12月撮影)(出所:コスモ石油)

コスモ石油(東京都港区)、日揮ホールディングス(神奈川県川崎市)、レボインターナショナル(京都府京都市)、SAFFAIRE SKY ENERGY(神奈川県横浜市)の4社は1月10日、廃食用油を原料としたバイオジェット燃料として、国内初となる国産SAF(持続可能な航空燃料)の製造設備が2024年12月25日付で完工したと発表した。1月より試運転を開始し、4月頃にエアラインへのSAF供給を開始する。

コスモ石油堺製油所内に設立

この設備は、コスモ石油堺製油所(大阪府堺市)内にて完工した。国産SAFの大規模製造を目指し、国内で発生する廃食用油100%のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの国内供給に取り組む。このSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得している。

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