東京海上日動ら、「事故にあった商品」を循環へ
東京海上日動火災保険(東京都千代田区)とJEPLAN(神奈川県川崎市)は8月24日、資源の循環を促す新しい保険商品・サービスの開発を目的とする資本業務提携契約を締結したと発表した。
東京海上日動の情報・保険商品と、JEPLANのケミカルケミカルリサイクル技術を活用して、事故にあった商品を循環させ、持続可能な社会の実現に貢献することを目指す。
この取り組みでは、従来は廃棄されていた事故にあった繊維製品やペットボトル飲料商品について、廃棄ではなく、リサイクルにかかる費用や回収物流費用などを補償する。資源循環に保険を活用してファイナンス面で支えるとともに、事故にあった商品の回収を行う回収物流網の構築を進めることで、気候変動対策と経済活動を両立できるサーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行を促進する。
また資源循環を促すエコシステムの構築に向けては、2つの実証実験を開始する。
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