商船三井、風力推進補助・ローターセイルを20万t級バルク船に搭載 世界初

商船三井(東京都港区)とブラジルの資源開発大手のヴァーレ社は8月20日、既存の20万トン級のばら積み船(バルク船)に、ノースパワー社(フィンランド)製の船舶向け風力推進補助装置の「ローターセイル」 2基を搭載したと発表した。
同船は、ヴァーレ社の鉄鉱石(製鉄用原材料)を海上輸送する契約により運行しているばら積み船だ。ローターセイルと航海最適化システムを併用し運行することで、鉄鉱石の輸送にかかる燃料消費量およびGHG(温室効果ガス)排出量が約6〜10%(1航海の平均)削減される見込みだ。
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