デジタルガレージ、web3等でスタートアップ募集 大手との共創を促進

デジタルガレージ(東京都渋谷区)は4月4日、大手企業とスタートアップの共創による社会実装を推進する取り組み「Onlab Open Innovation」を開始すると発表した。フィンテック、不動産、ESG、web3など12領域でスタートアップを募集し、同社のパートナー企業との業務提携・事業化によって社会実装を目指すという。
Onlab Open Innovationは、同社グループが「DGフィンテックシフト」戦略の下、事業創出に向けてスタートアップのテクノロジーを社会実装してきた実績と知見を活用し、フィンテックをはじめとした複数のテーマで企業や行政とのオープンイノベーションを通じた業務提携・事業化による社会実装を実現するもの。
「フィンテック」「不動産」「まちづくり/スマートシティ」「ヘルスケア/ライフケアサイエンス」「ESG」「web3/メタバース」「宇宙」「地方創生」「リテール」「データ利活用」などの12領域をテーマとする。
今後、同プログラムは応募したスタートアップ企業の選考・採択ののち、採択企業との協業の検討、実証実験の企画・推進、事業開発支援などのサポートを提供していく。
さらに、北海道のイノベーションエコシステムを構築する「Open Network Lab HOKKAIDO」や、福岡のスマートシティ・スマートライフの実現を目指す「Open Network Lab FUKUOKA」などの主要都市・エリアにおいて積み上げてきた実績やノウハウを生かし、スタートアップエコシステムの構築や地域イノベーションを促進。国内外のスタートアップの支援を推進していくとしている。
なお、Onlab Open Innovationのパートナー企業は以下の通り。
- SBプレイヤーズ(東京都中央区)
- コスモスイニシア(同・港区)
- 東急グループ(同・世田谷区)
- 東京建物(同・中央区)
- 東芝テック(同・品川区)
- 野村不動産ホールディングス(同・新宿区)
- 阪急阪神不動産(大阪府大阪市)
- 福岡地所(福岡県福岡市)
- 三菱地所(東京都・千代田区)