ソニー子会社とスターテイル、新会社設立 独自ブロックチェーンの開発目指す

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(出所:ソニーネットワークコミュニケーションズ)
(出所:ソニーネットワークコミュニケーションズ)

ソニーネットワークコミュニケーションズ(東京都港区)とStartale Labs(スターテイル・ラボ/シンガポール)は9月12日、web3グローバルインフラの確立に向けてブロックチェーンを共同開発するための新会社設立を目的とした合弁契約を締結した。新会社は、「Sony Network Communications Labs Pte. Ltd.」の名称で、9月中の設立を予定している。

新会社は、ブロックチェーン技術の力を最大限に活用し、web3分野でのキラーユースケースの創出に向け、web3時代を支える「グローバルインフラ」となるブロックチェーンの開発を目指すという。

ゲーム、音楽、イメージング、金融などのソニーグループが展開する事業と、スターテイル・ラボのweb3に関する知見・技術が連携することで、さまざまな産業領域で新たな価値の提供に取り組んで行くという。

「web3時代を支えるグローバルインフラとなるブロックチェーンを創りたい」

ソニーネットワークコミュニケーションズ代表取締役・執行役員社長の渡辺潤氏は「ソニーネットワークコミュニケーションズが培ってきた通信事業、IoT事業、AI事業、ソリューションサービス事業の経験とスターテイル・ラボのweb3に関する知見や技術力を融合することで、web3時代を支えるグローバルインフラとなるブロックチェーンを創っていきたい」とコメントした。

両社は2023年3月から6月まで、web3インキュベーションプログラム「Web3 Incubation Program Powered by Sony Network Communications and Astar」を共同開催していた。その後6月に資本提携を発表している。

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