電通デジタル、web3の未来予測ツール提供 ビジネス構想を支援

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(出所:電通デジタル)
(出所:電通デジタル)

電通デジタル(東京都港区)は7月25日、企業の新規事業創造を支援する組織「電通デジタルBIRD」発の新ソリューションとして、web3ビジネス創出に伴走する未来予測ツール「Web3未来曼荼羅」の提供を開始した。

ここ数年、ブロックチェーン(分散型台帳)技術やXR技術などを活用したweb3領域での新規ビジネス創出の機運が高まっているものの、それらの技術をどう取り入れるべきかわからない企業が多いという。

それを受け同社は、web3時代に企業が新規/既存事業でどうイノベーションを生み、どう事業を変革するかを解決するため、web3の未来と社会や生活者の変化を予測する「Web3未来曼荼羅」を開発した。

同ツールは、「COMPANY」「CITIZEN」「SOCIETY」の3つのカテゴリーから、web3時代に重要な9つの視点に分類し、さらにそこから未来に起こり得る計45個の兆しを紹介する。兆しごとの事例紹介ページでは、トピックとデータ、生活者・社会・ビジネスの変化予測をまとめている。

サービス画面のイメージ(出所:電通デジタル)
サービス画面のイメージ(出所:電通デジタル)
兆しの一例(出所:電通デジタル)
兆しの一例(出所:電通デジタル)

さらに、電通デジタルBIRDでは同ツールを用いたコンサルティングサービスを行う。web3時代の兆しと同社の生活者目線での課題解決力を合わせ、生活者の心を動かす新規サービス創出やweb3サービス開発を支援するとしている。

今後も同社は、クライアント企業に伴走し日本でのweb3の社会実装の加速、並びに企業の事業成長に貢献していく考え。

電通デジタルBIRDとは

電通デジタルBIRDは、ビジネス・テクノロジー・クリエイティブを掛け合わせ、企業の新規事業創造を総合的に支援するクロスファンクショナル(全社横断の)組織として、2023年1月、電通デジタル内に新設された。

提供サービスとしては主に、事業構想から事業戦略企画・開発までイノベーションの創造支援、顧客基点のサービス・プロダクト開発支援、テクノロジーを用いたサービス開発・ビジネスモデル変革支援等を行っている。

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