京王電鉄、鉄道NFT発売 モバファクらと鉄道ファンに向け魅力を発信

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出所:京王電鉄
出所:京王電鉄

京王電鉄(東京都多摩市)は2月20日、イノベーション支援事業を行うReGACY Innovation Group(同・千代田区)と共同で、同社初の「鉄道NFT」を販売することを発表した。同社の保有する鉄道資産をNFT化し、世界に一つのデジタルアートとして展開することで、全国各地の鉄道ファンに同社の魅力を発信するねらいだ。販売は2月28日より開始する。

同取り組みは、スタートアップなどの外部企業とのオープンイノベーションの実現を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の一環。採択企業であるモバイルファクトリー(同・品川区)のグループ会社が有するNFTマーケットプレイス「ユニマ」上で販売する。

同社は、京王ライナー乗車記念トレーディングカードをGIF動画化した「トレーディングカード NFT」8種と「7000系車両の種別幕・方向幕動画 NFT」4種の全12種を発表。コンプリートすると、特典として一般公開していない「京王資料館」への招待を受けられる。 また、モバイルファクトリーとのコラボ施策として「駅メモ!メモリアルコレカ」コラボNFT5種を発売するほか、ゲーム内で使えるアイテムとして「駅メモ!」シリーズコラボNFT「メモリートークン」を配布する。

同取り組みを通じて「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の1テーマである、「鉄道・駅の新たな用途開発」において、同社が保有する鉄道資産を活用したNFTの可能性を探っていくとしている。

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