web3領域のNFT活用で連携 CAICA DIGITALと凸版印刷

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(出所:CAICA DIGITAL)
(出所:CAICA DIGITAL)

CAICA DIGITAL(東京都港区)と凸版印刷(同・文京区)は5月9日、web3領域におけるNFT(非代替性トークン)の活用で連携を開始すると発表した。NFTの流通を通じて、さまざまなデジタルコンテンツの価値向上を目指す。

協業の第一弾として、凸版印刷は、CAICA DIGITALの子会社であるカイカフィナンシャルホールディングス(同・港区)が運営するブロックチェーン(分散型台帳)ゲーム専門NFTマーケットプレイス「Zaif INO」の認定代理店として、NFTを出品したい法人のサポートを行う。

CAICA DIGITALは「Zaif INO」をGame-Fi(ゲームにDeFi・分散型金融の要素を掛け合わせたブロックチェーンゲーム)に特化させながら、凸版印刷との連携により、凸版印刷が強みを持つスポーツ、eスポーツ、アート、芸能、出版などの新たな分野にも進出しながら、NFT市場の拡大を目指す。一方で凸版印刷は、NFTを活用したコミュニティ形成、マーケティングを検討する法人の支援を通じてweb3の社会実装に貢献していく考え。

今後両社は、クリエイターやアーティスト、ゲーム開発者などが自らのコンテンツをNFTによって多くの人に届け、収益を得ることができるように支援していく。さらにNFTを活用した取引や管理方法、新しいプロダクトやサービスの開発など、NFT・web3領域での成長を促進していくとしている。

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