名鉄、LINE NFTでデジタル電撮カードを販売

名古屋鉄道(愛知県名古屋市)は12月12日、LINE(東京都新宿区)のNFT(非代替性トークン)総合マーケットプレイス「LINE NFT」にて、「電撮カードNFT」の販売を開始すると発表した。デジタル鉄道グッズの販売は同社初。運営管理業務はLINE NFTのセールスパートナー企業で、マーケティングサービスを提供するCDG(大阪府大阪市)が請け負う。
「電撮カードNFT」は、2010年から2016年にかけて同社の販促品として配布された「電撮カード」を復刻・NFT化したもの。1パック1500円(全4種)、コンプリートボックスは4400円で販売する。電撮カードは過去の引退車両や通常では撮影できないアングルの貴重な写真が用いられ人気を集めた。販売は数量限定で、購入にはLINE NFTのアカウントが必要。販売開始は12月19日から。
ブロックチェーン(分散型台帳)上で発行され、偽造できないデジタルデータであるNFTは、コンテンツに固有の価値を持たせられるため、アートやエンターテインメントなどの分野で急速に広がっている。