岡山県真庭市、NFTを活用し自然・文化の保護・利用目指す

web3の事業創出を支援するICHIZEN HOLDINGS(東京都渋谷区)は9月11日、岡山県真庭市「NFT(非代替性トークン)や3D等デジタル技術を活用した真庭市特有の自然・文化の保護及び持続的な利用」に向けた取り組みを開始したと発表した。
この取り組みは、2023年5月に真庭市によって実施された「NFTを活用した地域資源活用事業実施業務」の公募プロポーザルによって採択されたもの。
取り組み開始にあたり、真庭市内でのフィールドワークの第一回を8月に実施し、NFTと相性の良い自然資源・伝統文化・食品などの調査研究を行った。その結果、真庭市特有の自然・文化の保護や持続的な利用の仕組み作りにNFTを活用することを方向性として決定したという。
フィールドワークは今後も引き続き実施する予定で、10月と12月の実施が決定している。
両者は、真庭市の自然資源・文化資源をNFTやメタバースなど、新しいデジタル技術を用いて保全し、持続的に利用できるよう仕組みを整えていくとしている。