凸版印刷、ハッシュパレットのブロックチェーンに参画

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出所:HashPalette
出所:HashPalette

HashPalette(ハッシュパレット/東京都港区)は5月30日、同社が開発するブロックチェーン(分散型台帳)「パレットチェーン」のバリデータノードに、凸版印刷(TOPPAN)グループのTOPPANエッジ(同)が参画したことを発表した。

バリデータノードとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、チェーン上に記録されるデータの妥当性を検証するノード(コンピュータ端末)を指す。パレットチェーンのバリデータノードは複数企業による「パレットコンソーシアム」を構成し、パレットチェーンの管理を行う。

TOPPANエッジは、今回のバリデータノードへの参画により、同社の主要取引先である国内金融機関を中心にweb3サービスを提供することを視野に、ノード構築を通じたweb3領域の運用ノウハウの獲得を目指す。

また、デジタル経済圏における信用構築や経済活動のインセンティブ化に有効とされる「ソウルバウンドトークン(SBT/譲渡不可能なNFT)」や「ファンジブルトークン(FT/代替可能なトークン)」によるサービスの提供を通じ、バリデータノードを主軸としたエコシステム形成を目指す考え。

TOPPANグループでは、以前からメタバースやNFT(非代替性ト-クン)活用プロモーション、企業のファンコミュニティ構築などweb3事業を推進してきた。今回、web3領域でのデジタル通貨に関する検討の場においてTOPPANエッジと、ハッシュパレットの親会社であるHashPort(ハッシュポート・同)が共にweb3領域・デジタル通貨についてのユースケース検討を行ってきたことから、参画に至った。

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