博報堂DYメディアパートナーズ、GameFi参入 NFTや広告の共同開発

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左から「PROJECT XENO」、「SKY FRONTIER Fantasy Battle」、「KENKA METAVERSE」(出所:博報堂DYメディアパートナーズ)
左から「PROJECT XENO」、「SKY FRONTIER Fantasy Battle」、「KENKA METAVERSE」(出所:博報堂DYメディアパートナーズ)

博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区)は1月17日、GameFiプラットフォームでDAO(分散型自立組織)として活動するPancake Gamesとの業務提携を発表した。両社はNFTやゲーム内広告ソリューションの共同開発など、web3領域における様々な取り組みで協業する。

両社はPancake Gamesで展開されるブロックチェーンゲーム上のNFT(非代替性トークン)アイテムを共同開発し、同社子会社の博報堂DYミュージック&ピクチャーズが運営する、NFTプライマリマーケットanimapなどの各種プラットフォームで販売。また、各種ゲーム内広告ソリューションの共同開発や、animapが展開する各種NFTプロジェクトなど、博報堂グループのweb3領域における様々な取り組みでも協業する。

今回の提携では、まずはPancake Games上のブロックチェーンゲーム「PROJECT XENO」、「SKY FRONTIER Fantasy Battle」、「KENKA METAVERSE」の3つからNFTアイテムの協働開発を始める。

GameFiとは、ゲーム(Game)と金融(Finance)を組み合わせた造語で、ゲームをプレイすることで暗号資産を稼ぐことができるPlay to Earnという動きもこれに含まれる。

社内プロジェクト活動でweb3、NFTを推進

博報堂DYメディアパートナーズは2022年3月、博報堂DYュージック&ピクチャーズと博報堂DYスポーツマーケティング(同)の3社で、社内プロジェクト「Hakuhodo DY Play asset」を立ち上げている。

NFTビジネスにおける戦略立案、プラットフォーム開発、外部マーケットプレイスとの連携、マーケティングやクリエイティブ、法規制対応、今後のメタバース展開など新たなサービスやプロダクトを創出する。NFTを活用した新たな事業・サービスを生み出しながら、ブロックチェーンゲーム領域の普及・拡大にも貢献していくという。

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