NFT×地域活性化 東武トップツアーズ、奈良県大淀町と連携

東武トップツアーズ(東京都墨田区)は9月19日、地域の活性化や住民サービスの向上を図ることを目的として、奈良県大淀町と包括連携協定を締結した。両者が有する資源や人材を有効に活用した協働によるまちづくりを推進する。その取り組みの中では、NFT(非代替性トークン)を用いた関係人口創出の取り組みも予定されている。
両者は地域の課題解決に向けた提案と施策を推進するため、具体的には以下のことを実施するとしている。
- 2025年に開設を予定している「子育て支援拠点施設~未来樹(みらいじゅ)~」に関する取り組み
- 能楽ゆかりの地「桧垣本座(ひがいもとざ)」をはじめとする地域の財産である文化や文化財を活用して地域活性化も目指す取り組み
- NFTを活用したふるさと納税による関係人口の構築
なお、包括連携協定に関する連携項目は次のとおり。 1.子育て支援に関すること/2.健康増進に関すること/3.高齢者福祉の推進に関すること/4.地域共生社会の推進に関すること/5.商工業、農林業の振興に関すること/6.観光振興に関すること7.教育振興に関すること/8.文化振興に関すること/9.DXの推進に関すること/10.SDGsの推進に関すること
東武トップツアーズは、今後も、地域の持つ魅力を発掘して新たな観光コンテンツとして磨き、官民連携で地方創生に取り組みをすすめる考えだ。